グローバルサウスのデジタルヘルスコンサルティング
インドの公衆衛生DXの成功事例視察のアレンジをしています。
インドの研究機関訪問および共同研究のアレンジをしています。
グジャラート州の超優良ソフトウエア企業をご紹介しています。
インド・グジャラート州の公衆衛生DXの起源は、州南部の農村地域で小さな私立病院が主体となって始めた母子保健の取り組みでした。
その活動はやがて地元企業、篤志家や地域自治体、州政府の認知、協力を得てインド全州に展開されつつあります。
さらには、東南アジア、アフリカの国々でも支援団体や政府と連携し、3億人超の市民にサービスを提供するまでになっています。
ウッタルプラデシュ州ラクナウにある大学院大学の医科学研究所は病院運営に早くから情報技術を導入し、患者ケアに利用を始めた最初の公立医療機関です。インド全土の津々浦々に医療を行渡らせるための遠隔医療を中心としたプロジェクトに注力しています。
これには幅広い企業の参加が望まれており、ここでの活用を事例にすることで各社のビジネス推進に活用している企業・団体もあります。国際協力も積極的で、アフリカ、ロシア、アジアの国々と遠隔医療プロジェクトを実施しています。
包括的なデジタルヘルス実施ガイドラインに沿って既存のヘルスケア活動のデジタル化に取り組んでいます。
現場で活動する医療従事者が、携帯電話などのデジタルツールを活用して、担当する対象者のケアのためにスクリーニング、分類、評価などの日常業務を行う仕組みを作っています。
技術や医療コンテンツに関するガイダンスに則り、エビデンスの進化に伴うコンテンツの変化に柔軟に対応することを目指しています。
現在の公衆衛生のDXにおける最大のハードルは適切なガイドラインや推奨事項の欠如です。
国際的な公衆衛生を担当する国連の専門機関が発行する公衆衛生政策、ガイドライン、臨床データに関する勧告は、国民全体の健康状態を改善するために、各国が有意義な健康介入とエビデンスに基づく実践を構築する上で極めて重要なものです。
そのガイドラインや勧告を、現場で活動する医療関係者が携帯電話などのデジタルツールを活用して、担当する対象者のケアのためにスクリーニング、分類、評価などの日常業務を行うレベルで忠実に実践されることが重要になります。
それによる効果を希薄化させる最大の課題はコミュニケーションのロスです。
その結果、地域ごとに異なる情報の関連付けや解釈で、不適切な、あるいは完全に誤った公衆衛生活動が行われることになるのです。
包括的なデジタルヘルスを実施するためのガイドラインを遵守することで臨床および公衆衛生データの最善の利活用を迅速に進めることができます。
各国の状況におけるデジタルヘルス介入の成功の大きな指標は、WHO等、国際的な専門機関の勧告の解釈と、政策、手順、デジタルツールに準拠したコンテンツの適応の正確さです。
しかし、総合的見地から、WHOの勧告を国レベルで実施するプロセスには、多くのギャップがあることが歴史的に明らかになっています。しかも、そのプロセスは遅々として進まず、非体系的で、ミスが起こりやすく、往々にして国際的に合意された技術基準に準拠していません。
また、技術や医療コンテンツに関するガイダンスがないために、完璧とは言えないデジタルソリューションになることも少なくありません。これは、信頼性の欠如という形で影響を及ぼします。
さらに、多くのデジタルソリューションは、健康上のエビデンスの進化に伴うコンテンツの更新や変更に柔軟に対応することができない上にソリューションの硬直性により、相互運用性の選択肢や各国毎のローカリゼーションが不十分です。最終的には、デジタル・ヘルス・ソリューションによって、対象となる受益者にもたらされるはずの利益が損なわれることになります。
このような背景から、ギャップを埋め、WHOが掲げる「世界中の人々が健康とデータの推奨事項の恩恵を受ける未来」というビジョンを実現するのに役立つガイドラインが重要になっています。
このガイドラインについては、ブログの項目に掲載することにします。(是非ご覧ください。)
医療制度の格差が要因で生ずる課題は、医療への不十分なアクセス、農村部と都市部の設定、健康意識の低さなど、ケアの連続性を断ち切り、ケアの質を悪化させていることです。
新型コロナウィルスの世界的大流行は、これらのギャップを悪化させ、露呈させましたが、遠隔診察等をはじめとするヘルスケア分野でのデジタル技術の導入は、疾病への備え、ケアの提供、管理を改善することに有効であることが認識されるようになりました。
さらに、ヘルスケア分野でのデジタル技術の導入は、プライマリーヘルスケアや公衆衛生を強化し、ギャップを埋め、ケアの継続性を確保し、アクセスを改善することが期待されるようになりました。
これには、モバイルアプリとウェブインターフェースを通じて医療従事者にインターフェースを提供することが重要になってきます。ケアの提供と管理を完全にデジタル化するための重要な成功要因について、ブログの項目で説明したいと思います。(これから始めます)
地域のNGO、大学院大学、医療研究機関等の調査訪問先をアレンジしております。
開発課題の調査、プロジェクト案件化やODA案件化の調査にご協力させていただきます。
共同研究や試用試験のアレンジ、フォローを承ります。
医療に携わる人材、物資、資金に限りがあるインドでは、公衆衛生、公共医療の充足に古くから遠隔医療を取り入れてきました。
昨今では、より広範なデジタルヘルスの普及へと移行しております。
適時にSNSから情報発信しています。
創業15年目になる専門技術コンサルティング事業会社です。
2009年3月、近距離無線通信技術Bluetoothの著作権管理団体の技術普及マネージメント業務受託をきっかけに専門技術サービス業として発足しました。
主にインド、アジアを中心とした海外のソフトウエア開発企業を利用するご相談を承っております。
ご要望、状況に合わせて、適切な相手企業のご提案からパートナーシップを築くまでお手伝いいたします。
外国企業が持つノウハウや知見等の付加価値を活用し事業の発展に貢献したいと考えております。
海外のリソースを自社リソースと同様なお付き合いをしていただくことを最終目標としています。
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