グローバルサウスの国々におけるヘルスケアDXのトレンドは、医療のリーチ拡大で、共有、協働、相互運用がテーマになっています。
医師の偏在と医療過疎地域への対応が課題で、DXの主な方向は医師の診療効率の向上になっており、医療法制度、医療情報の取り扱い、各施設でのシステムの違いを乗り越えて一貫した医療を提供することが目標となっています。
国や地域を超えた協力で課題になるのが、言語障壁ですが、数年前、取材に訪問した企業のヘルスケアプラットフォームはAIを使って医師と患者の多言語や混合言語でのやり取りを正確に書き起こし、経過記録の作成や診断を可能にして医療者の生産性向上を試みています。
日本国内でも介護士など外国人医療従事者が増加する中で役立てられないか考えています。