インドでは13億を超えるIDが発行され、成人の99%がバイオメトリクスID番号(デ
ジタルID)を持ち、公共サービスアクセスの利便性が提供されているそうです。
ここに至る要因としては、成長する中流階級、世界クラスの教育システム、若者と
勤労国民の人口動態、テクノロジーとインターネットの浸透性、古い技術的負債が無
かったことなどが上げられるそうですが、変革を加速する、革新、創造性、飢え、誇
りを組み合わせたヒンディー語の「ジュガード」と言うインド独特の文化があるそう
です。
公衆衛生のDXも、グジャラート州全域、ウッタルプラデシュ州に次いでダード
ラー・ナガル・ハヴェーリーおよびダマン・ディーウ連邦直轄領でも利用される運び
となり、着々と利用地域を拡大しています。
グジャラート州のソフト開発会社は10年以上前から医療/公衆衛生ITが大化けすると予測して力を入れてきたことが実を結び始めたようです。最近ではWHOと協力して、これまでの実績を基に相互運用性のある公衆衛生のプラットホームを開発しました。
このプラットホームを用いて公衆衛生規模で海外で医療ITの普及を試してみるのも良いかもしれません。